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スローシャッターで魚を撮る | 魚の軌跡というちょっとマイナーな遊び方

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スローシャッターで撮れるもの、有名どころの「レーザービーム」だけではありません。
スローシャッターで魚を撮るという変わった遊びをご提案します。




風景を幻想的に写し取ったり、非現実的な仕上りにする技法として、
スローシャッターというものがありますね。
カメラを触らない人でも
「車のライトをレーザービームみたいに撮るやつでしょ!」
「流れてる水を糸みたいに撮るやつでしょ!」
みたいな形でご存知だったりするのではないでしょうか。

実はスローシャッターと一口に言っても使われ方は様々、
星・人・水・光・雲・・・被写体によって色んなアイデアがあるわけですが、
その中でも今回は「スローシャッターで魚を撮ろう!」というお話です。
正直、あまりそこら中では見かけないマイナーな遊び方です。
その証拠に、「魚 スローシャッター」で検索しても当記事のような情報は2018年7月現在、見あたりません。


これがマイナー手法なうちに、インスタグラムなんかに写真でも上げて、
「お前おもろい写真撮ってんなあ!」とチヤホヤされましょう!
さあ撮り方と注意点に移りましょう!



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さて、こんな写真を撮ります。
やることは簡単です。魚のいる水面に向かって5秒ほどの長時間露光で写真を撮ります。それだけ。
ただ、撮るロケーション選びに一癖あるのと、撮り方を少し知っていないといけません。
順番にご説明しますね。



この写真を撮るにあたっては、場所がとても重要です。
必要な条件を以下にまとめます。

①魚がいる
②暗すぎない
③魚が肉眼でくっきり見える
④カメラを固定できる

順番に見ていきましょう。
①は当たり前ですね汗
今から魚撮ろうぜって言ってるわけですから。

②を入れた理由は暗すぎると今度はシャッタースピードが長くなりすぎたり、
魚が見えにくくなって何を撮りたい写真だったのか分からなくなってしまうからです。

③は重要です。透き通った水の中に魚がいることは勿論、撮る魚自体の色も選びます。
いくら魚がいても、濁った水の中に黒い魚が泳いでいる所をスローシャッターで撮っても、
モヤモヤした影がうごめいてる謎の写真になる可能性が高いです。

④当たり前ですが、5秒間露光とかするので、手持ちで撮れるなんて間違っても思っちゃあいけません。
三脚か、無ければ柵の柱やカバンの上など、とにかく被写体にレンズを向けてカメラをしっかり固定できればOK.


「水がきれいで、うっそうとしていない、錦鯉とか鮮やかな色の魚が泳いでる池とか川」
が適していると思います。

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今回私がお手本写真を撮ったのは山梨県の忍野八海
富士山からの雪解け水が湧いてくる、透明度が自慢の湧水池です。
観光客が沢山いるので、撮影場所に立つまでに三脚を取り付けておき、
1分程でサササッと撮って退散してきました。
あまり吟味は出来ませんが、今回の遊びにはこの上ないスポットです。
続いて、実際の撮り方をご紹介していきましょう。

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NDフィルターが必要です


「NDフィルター持っていくの忘れるなよ。」
と言われて、「はいはい分かってるよ」と言える方はもうこの下読まずに出掛けちゃって大丈夫です。
ピンと来ない方は、そのまま撮りに出掛けると失敗するかもしれません。もう少しお付き合いを。


さて、ロケーションが決まればあとは魚のいる水面に向かってスローシャッターで写真を撮るだけなのですが、
昼間に5秒もシャッターを開けていたら、写真、真っ白になりません?
そうです、明るすぎるんです。
昼間の明るさは光を多く取り込んでしまうスローシャッターとは抜群に相性が悪いのです。
ではどうするのか?となった時に、今ほどチラッと書いた「NDフィルター」を使います。
レンズ保護フィルターのようにレンズの先に取り付けるもので、
一言で言うと「レンズのサングラス」です。
これを付けるとレンズに入ってくる光が減衰するので、必然的にシャッタースピードが長くなります。
まさに今回の様に、昼間にあえてシャッタースピードを遅くしたい、と言う時の為に存在する商品です。


昼間のスローシャッターも実に様々な遊び方があるので、
持っていない方は是非一度試してみることをお勧めします。
NDフィルターには遮光の強さに応じてND4/ND8/ND16...とラインナップがありますが、
初めて買うならND16が使いやすいかと個人的には思います。


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ちなみに、当ブログでは過去に滝をNDフィルターで撮ろうとして、
見事NDフィルターを家に置いてきてしまった、という苦い経験もあります笑


カメラの撮影設定は?


折角なのでiso感度は最低の100にしておきましょう。
iso感度は低いほど画質は良くなりますし、シャッタースピードも遅くなります。
普段は「画質良く撮りたいけどSSが長くなる...」と悩ましいどうしようもない全カメラ共通の仕様ですが、
今回に限ってはまさに一石二鳥なので、低くしない手はありません。


あとはシャッタースピード優先にして、魚の動き具合・自分の撮りたい写真に応じて
3秒・5秒・10秒・・・と色々試してみるといいですね。
イイ感じのシャッタースピードと構図が決まったら、
あとは可能な限り何枚も何枚も同じ場所で撮りましょう。
魚がどう動くかは完全に運なので、数撃って美しい軌跡を残してくれることを祈ります。


ブレない為のちゃんとした撮り方


あとはお小言のような注意点ですが、大事です。
三脚を立てたからと言って、絶対ブレないわけではありません。
シャッターのボタンを押下した際に、カメラがほんのわずかにクイッと下を向いただけでブレるので、
カメラ本体に手を触れずにシャッターを切る必要があります。
スマートフォンから遠隔操作出来るカメラも最近増えていますが、
それが出来ない場合はセルフタイマーをセットするか、
レリーズから操作するようにしましょう。

あと三脚は太い脚から出していくように。

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以上、魚とスローシャッターの組み合わせで遊ぶご紹介でした。
スローシャッターでの撮影は三脚が必要で、
ライトなカメラ好きさんにとってはご大層に思われるようですが、
その分一味変わった仕上がりになりますし、何より実際やってることはそんなに高度ではないので、
よかったらチャレンジしてみて下さいね。それでは。


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